いきなり!ステーキなど188店閉店へ 同時に希望退職も募集か?
いきなり!ステーキなど188店閉店へ 同時に希望退職も募集か?
外食大手のペッパーフードサービスは3日、ステーキチェーン「ペッパーランチ」事業を投資ファンドJ―STARに約85億円で売却すると発表しました。
年内に「いきなり!ステーキ」を中心に計188店を閉店し、希望退職も募るとのことです。
急激な店舗拡大に新型コロナウイルスが重なり、事業縮小に追い込まれた模様です。
ペッパーは、2013年に「いきなり!ステーキ」を出して急成長。
短期間での大量出店で、客の奪い合いが起き、業績が悪化していました。
今年2月には、いきなり!ステーキ74店を閉店する方針を表明し、今回、さらに、ほかの店を含め114店を閉めるということです。
いきなり!ステーキは、昨年末時点で490店を展開していましたが、今回の閉店で4割近く少ない、約300店になります。
閉める店の従業員らを対象に、約200人の希望退職者を募るとのことです。
対象者は、全従業員の25%に当たります。
またペッパーは、米国でステーキ店を展開する子会社について、米連邦破産法による清算を申請し、米国から撤退します。
「経営資源をいきなり!ステーキ事業を中心とする外食事業に集中投入して、経営基盤を立て直す」としています。
いろいろと悪条件が重なってしまい、やむを得ない、といったところでしょうか。
引用:Yahoo!ニュース