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「これほど個人客が回復するとは」・・・「お得感」で高級旅館が人気 Go To東京追加で

「これほど個人客が回復するとは」・・・「お得感」で高級旅館が人気 Go To東京追加で

 

政府の観光支援事業「Go To トラベル」に、東京都発着の旅行が追加されて、初の週末となった3日、山梨県内も東京などから訪れた観光客で、にぎわいました。

 

富士吉田市新西原の、富士急ハイランドに隣接するホテル「ハイランドリゾートホテル&スパ」では3日午後、チェックインをする宿泊客らで混み合いました。

 

東京都発着の、旅行商品の販売が始まった9月18日以降、都民による予約が相次ぎ、10月は土曜日がほぼ満室に。

 

稼働率は、2019年の同時期を上回る見込みだといいます。

 

山口明夫・総支配人は「東京が追加された効果は大きく、これほど個人客が回復するとは思わなかった。感染対策を万全にして迎えたい」と話しました。

 

笛吹市石和温泉街の旅館「ホテル甲子園」でも3日、全19室が東京を含む首都圏などからの予約で、埋まりました。

 

森田結里恵マネージャーは「多くの方が事業を利用するおかげで、宿泊客の数は例年並みに戻った。このままの調子が続いてほしい」と話しました。

 

旅館が軒を連ねる、河口湖畔の駐車場でも、キャリーバッグなどの大きな荷物を持って歩く観光客の姿や、「練馬」や「足立」といった、都内ナンバーの乗用車が目立ちました。

 

一方、1人1泊あたりの旅行代金が、最大35%割り引かれる事業では、割引額が大きくなる高級旅館に、人気が集中する傾向があり、手頃な価格の宿泊施設では、落胆の声も上がりました。

 

富士吉田市のホステル「Hostel SARUYA」の八木毅代表は「元々の宿泊料が安いので事業の効果は薄く、客は河口湖など、周辺の高級旅館に流れてしまう」とこぼしていました。

 

恩恵を受けるところと受けないところで、明暗が分かれる結果となりましたが、早く日常が戻ってくることを願いたいですね。

 

引用:Yahoo!ニュース

news.yahoo.co.jp