今度は1cmの石がゴロゴロ はやぶさ2のカプセル開封で発見
今度は1cmの石がゴロゴロ はやぶさ2のカプセル開封で発見
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日、小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に送り届けたカプセルで、小惑星「リュウグウ」へ2回目に着陸した際に、採取した砂が入ったエリアを開封した、と発表しました。
はやぶさ2が、人工クレーターを作って採取した、地下のものと期待される砂で、最大で1センチほどの石もありました。
15日に開封した、表面の砂の倍ほどの大きさがあり、臼井寛裕(ともひろ)・地球外物質研究グループ長は
「2回目に着陸した場所の岩盤が硬く、割れて大きな粒になったために粒が大きい可能性がある」
と、話しています。
分析を進め、地下で眠っていた砂かどうかを、判断するもようです。
採取した砂は、計約5・4グラムと見積もられ、目標としていた0・1グラムを、大きく上回りました。
また、カプセル内部からは、アルミのような人工物も見つかっています。
沢田弘崇・主任研究開発員は
「(試料回収装置の)サンプラホーンをカバーしていたアルミがちぎれて混ざったのではないか」
と、説明しました。
どんな分析結果が出るのか、今から楽しみですね。
引用:Yahoo!ニュース