副反応の疑い、2人に基礎疾患か? ワクチン「重大な懸念ない」と厚労省部会
厚生労働省は26日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを先行接種された医療従事者で、これまでに、副反応が疑われる症状が報告された3人のうち、2人には食物アレルギーなどの基礎疾患があった、と発表しました。
強いアレルギー症状「アナフィラキシーショック」の報告は、ないとのことです。
同日あった、厚生科学審議会の部会で報告されました。
部会は、同ワクチンの安全性に重大な懸念は認められないとして、接種を続けることを確認しました。
厚労省によると、ワクチンは25日までに、国立病院など全100ヵ所の実施施設で、計2万1896人に接種されました。
先行接種対象の医療従事者約4万人のうち、体調の変化を調べるために、詳細な記録を取る約2万人の登録は、完了しました。
副反応が疑われる3人は、じんましんなどの症状が出ましたが、すぐに回復しました。
報告した医師は、接種との因果関係について、2人を「関連あり」、1人を「評価不能」としています。
副反応があると、やはりワクチンの接種は躊躇していまいますね。
引用:Yahoo!ニュース