東京上空を羽田発の飛行機が飛ぶ 新ルートが今日から運用開始
羽田空港を発着する飛行機が、東京都心の上空を通過する新しい飛行ルートの運用が、3月29日から始まりました。
29日は北風のため、羽田空港を出発する便は新しい飛行ルートの江東区と江戸川区の間の荒川を北上しながら高度を上げていきます。
北風の場合は、出発便は午前7時から午前11時半、そして午後3時から午後7時の間は、このルートを使います。
南風の場合は午後3時から午後7時まで、渋谷区や品川区などの上空を通って着陸します。
飛行ルートを巡っては運用を確認する際の騒音測定で、約2割の地点で想定以上の結果になっています。
赤羽国土交通大臣は「必要に応じ、さらなる騒音対策を検討していきたい」としています。
飛行ルートの下に住んでいる住民の中には、「テレビの音が聞き取りにくい」、「飛行機からの落下物が怖い」などの意見があり、今後も注意深く検証していく必要があると思われます。
引用:Yahoo!ニュース