こういう時期だからこそ知っておきたい フェイクニュースを見分けるポイント5つ!
「ウイルス感染予防に効果」などとうたって食品を紹介する、根拠のないうわさや商品広告がネット上で続出し、消費者庁などが注意を呼び掛けています。
健康情報を読み解く力「ヘルスリテラシー」の浸透に取り組む中山和弘聖路加国際大教授(看護情報学)は、情報に接した際に確認すべき5点を、頭文字から「か ち も な い」の合言葉で紹介しています。
5点は以下の通り。
(1)書いた人は誰で、専門知識があるか。匿名だと無責任な発信の場合がある。
(2)違う情報を探し、比べる。特定の情報だけをすぐに信じてはいけない。
(3)元ネタは何か、根拠を示す文献がなければ、個人の考えで勝手に言っているだけの可能性がある。
(4)何のために書かれたか。商品やサービスを売る目的のことがある。
(5)いつの情報か。古い情報だと、現在では当てはまらない可能性がある。
以上の5点が確認できなければ「価値がない情報」と判断する考え方で、中山教授らによる調査によると、諸外国に比べ日本では浸透していないといいます。
「商品の買い占めや、病院や検査に駆け込む前に、情報を見極めることこそが自分や周りの健康につながる」と指摘しています。
人々の不安を煽って、混乱させようとする情報は常に出てきますので、冷静に、一呼吸おいて判断するようにしたいですね。
引用:Yahoo!ニュース