電話、リモコンにウイルス付着 クルーズ船ウイルス調査の結果
国立感染症研究所は4日までに、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で行った、調査の結果を発表しました。
感染者が利用した部屋のトイレ周辺や電話機、テレビのリモコンなどからウイルスがよく検出されたとする報告をまとめ、要旨をホームページ上で公開しています。
クルーズ船の共有部分、居室、船内の空気などから採取した計601検体を検査した結果、感染者が利用した33部屋のうち21部屋でウイルスを検出。
電話機やテレビのリモコン、机などのほか、トイレの床や枕などで多かったといいます。
感染していない人の部屋や船内の空気からは検出されなかったですが、廊下の排気口1カ所から検出されたとのことです。
感染研は、特殊な環境でウイルスが遠方まで浮遊する可能性を、さらに検討する必要があると指摘しています。
プラスチックや金属の表面には、3日間生存しているという研究結果もあるようなので、手洗いうがいは必ず行うようにしたいですね。
引用:Yahoo!ニュース