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【巨額詐欺事件】倒産7年前から債務超過 ジャパンライフ、粉飾か?

【巨額詐欺事件】倒産7年前から債務超過 ジャパンライフ、粉飾か?

 

ジャパンライフ(破産)の巨額詐欺事件で、同社が事実上倒産する7年前の2010年から、債務超過に陥っていたことが19日、分かりました。


警視庁などは、元会長山口隆祥容疑者(78)=詐欺容疑で逮捕=らが、ジャパンライフの販売預託商法が、いずれ破綻すると認識しながら、決算を粉飾し顧客の勧誘を続けていたとみて調べています。

 

捜査関係者などによると、ジャパンライフは顧客が購入した磁気治療器を預かり、別の顧客に貸し出す「レンタルオーナー商法」を03年から展開。

 

貸し出し事業でレンタル料収入を得る一方、治療器のオーナーには、年6%の配当を支払っていました。

 

しかし、貸し出し事業の規模は年々縮小し、レンタル料収入が配当額を大幅に下回り、10年以降は債務超過に陥っていました。

 

17年3月末時点では約338億円の債務超過で、17年12月に銀行が取引を停止し、事実上倒産しました。

 

ジャパンライフは、06年から決算を粉飾していたとみられ、赤字を黒字に見せ掛けるなどして、健全な経営を装っていたとのことです。

 

出資した方には、1億円以上の損害が出た方もいるようで、被害額は相当な額に上ると思われます。

 

引用:Yahoo!ニュース

news.yahoo.co.jp