ホームも構内もガラガラ GW初日の東京駅は閑散
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府などが不要不急の外出自粛を呼びかける中、大型連休が25日から始まりました。
例年なら、大きな荷物を抱えた家族連れなどでごった返すJR東京駅は閑散とし、駅構内の土産物店の多くはシャッターを閉めていました。
新幹線の座席はほとんどが空席で、利用する乗客からも不安の声が聞かれました。
「移動中は密閉空間になるので心配です」。兵庫県の実家に行くという高校3年の女子生徒(17)は、座席の手すりなどを拭くための消毒液を持参していました。
1月に、芸能活動のため上京。
帰省は控えた方がよいという思いもありましたが、4月7日の政府の緊急事態宣言発令前に切符を買っており、両親からも「東京は(感染者が多く)危ないから帰っておいで」と言われたそうです。
実家のすぐ近くには高齢の祖父母が暮らしていますが、「しばらくは会わない。なるべく実家から出歩かずに過ごしたい」と話していました。
「こんなに人がいないのは初めて」
JR東海によると、大型連休初日の東海道新幹線下りの自由席の乗車率は、例年ほぼ100%を超えるようですが、25日の乗車率は10%以下。
駅構内の弁当店のアルバイト男性(65)は、「駅構内で10年以上働いているが、こんなに人がいない大型連休は初めて」とため息をついていました。
2020年のGWは、移動を控えて、家にいるようにした方が安全です。
新型コロナウイルスに感染しない、させないよう、我慢の時ですね。
引用:Yahoo!ニュース