今帰仁村名産のスイカ「捨てるしか…」 新型コロナの影響で需要減
今帰仁村(なきじんそん)名産のスイカが収穫のピークを迎えていますが、新型コロナウイルスの影響で需要が減り、在庫が大量に発生しているとのことです。
同村仲尾次(なかおし)の「今帰仁すいか」は例年の3倍の30トンが倉庫に眠っています。
売買価格は低迷、農家からは悲痛な声が上がっています。
新型コロナの影響で、ホテルや観光拠点施設が休業。
外食やイベントの機会が減ったことが、要因です。
卸先の沖縄協同青果やスーパー、市場などに頼み、何とか置いてもらっている状況です。
企業に直接出向き、販売することもあるとのこと。
今年は病気が少なく、大玉で上質なスイカがそろっています。
しかし価格は、昨年1キロ250円ほどでしたが、今年は180円(7日時点)と、30%近く下がっています。
緊急事態宣言は延長され、需要が伸びる見通しは立たない状況です。
大量の在庫に農家から悲痛な声
農家からは「この先、収入がどうなるのか」と、不安な声も上がっています。
賞味期限は約2週間で、倉庫や冷蔵庫に置ける時間も限られます。
「今帰仁すいか」の山城透副組合長は「このままだと畑に捨てるしかない。いかにロスを少なくしていくか考えなければならない」と語っていました。
そんな「今帰仁すいか」ですが、ネット通販でも買えるようなので、興味のある方は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか?
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引用:Yahoo!ニュース