米国でインフルエンザが拡大しています。
米疾病対策センター（CDC）によると、2019～20年のインフルエンザシーズンは患者数が1900万人にのぼり、死者数は1万人を超えています。
中国など、世界各国で新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されていますが、米国ではインフルエンザが大変な脅威となっており、不安が広がっています。
CDCの最新データによれば、1月25日までの1週間でインフルエンザの患者数は400万人増えて、累計1900万人にも達しています。
このうち18万人もの方が入院していて、特に子どもの症状が重くなるケースが多く、小児の死亡者数は68人に達するなど、米国で過去にない勢いで増えているといいます。
米国立アレルギー・感染症研究所（NIAID）は、19～20年のインフルエンザ流行が、過去10年で最悪の規模になると予測。
インフルエンザの流行が深刻だった、17～18年の感染者数は4500万人で、死者数は6万1000人でした。
インフルエンザのシーズンは例年、10月ごろに始まり2月にピークを迎え、5月ごろまで続くとのこと。
新型コロナウイルスといい、インフルエンザといい、人間にとって脅威となる病気が、世界各国で広がっていますね。
自分たちができることは、健康管理をしっかり行い、あまり過度に不安にならず、冷静に対応していくことですね。
