酷暑の米西海岸、史上最悪レベルの山火事 東京23区の20倍が焼失か?
酷暑が続く米西海岸を中心に、大規模な山火事が広がっています。
カリフォルニア州サンフランシスコ周辺では9日、大量に流れ込んだ煙で上空が覆われ、街一帯がオレンジ色に染まる現象が起こっています。
州消防当局によると、今年に入り山火事は7700件を超え、8月下旬以降に多発しています。
焼失面積は、東京23区の約20倍に相当する、約1万2800平方キロ・メートルで、史上最悪のレベルといいます。
死者は約20人で、6300棟以上の建物が全半焼しました。
11日現在も、30ヵ所以上で消火活動が続いており、当局は一部地域で避難勧告を出したり、公有林を一時閉鎖したりしています。
山火事が広がっているのは、昨冬の積雪量が少なかったことが一因だ、とのことです。
ロサンゼルス近郊では、6日に観測史上の最高気温となる、49・4度を記録するなど歴史的猛暑も加わり、草木が乾燥した状況になっています。
米国では11日時点で、オレゴン、ワシントン州など、少なくとも12州で大規模な山火事が起きています。
炎の勢いが強すぎて、いつ収束するのか、見通しがまったく立たないですね。
引用:Yahoo!ニュース