布マスク8千万枚、追加の配布を断念 施設のニーズ再調査へ
新型コロナウイルスの感染防止策として、政府が進める、介護施設などへの布マスク配布について、厚生労働省が言及。
今月末から予定していた、約8千万枚の配布を断念し、今後、施設のニーズの調査を踏まえて、配布を再検討することが分かりました。
30日に開かれた、野党合同ヒアリングで、厚労省の担当者が説明しました。
政府のマスク配布計画のうち、全戸向けは6月20日までに、約1億3千万枚を配布して完了。
それとは別に、介護施設や保育所、幼稚園の職員などに向けた配布が、3月下旬から続き、これまでに約6千万枚が配られました。
さらに、今月末から約8千万枚を配布する予定でした。
しかし、すでに市中のマスク不足が解消されている6月下旬、新たに、約5800万枚を契約していたことに、批判が集中。
介護施設などからも「必要ない」などと、不満の声が相次いだことを受け、野党議員が28、29日に開かれた野党合同ヒアリングで追及していました。
当初から不評だった「布マスク」を、さらに追加で配布するのは、明らかに失敗でしたね。
引用:Yahoo!ニュース