クルーズ下船した栃木の60代女性 待機終了後、新型ウイルス初確認
栃木県は22日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した、同県在住の60代女性について、新型ウイルスの感染を確認したと発表しました。
女性は船内の待機期間を終え、19日に下船。
待機期間後に下船した、日本人乗客の感染が確認されたのは初めてです。
県によると、女性は70代の夫と乗船。
待機期間を終えた19日時点で発熱などの症状がなく、14日以降に受けたウイルス検査で陰性だったことから、同日に夫と共に下船。
下船後はバスで横浜市内の駅へ行き、栃木県内の駅まで電車で移動、知人が運転する車で帰宅。
女性は一度、帰宅した19日に買い物へ行った以外、外出していないとのこと。
下船後は移動中も含めて、マスクを着用していたそうです。
その後、21日に発熱、22日に医療機関を受診し、検査で陽性が判明。夫に症状はないそうです。
記者会見した福田富一栃木県知事は、下船者の感染判明を受け、「国に対してはもう一歩踏み込んだ対応を求める」と述べました。
今後も、下船した乗客の中から陽性反応が出る方が、どんどん出てくる可能性が高くなると思います。
クルーズ船に関する、一連の政府の対応にも批判が出てきそうですね。
引用：Yahoo!ニュース
